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家づくりは一生に一度の大イベント。せっかく注文住宅を建てるのなら、理想を形にできる家にしたいものです。ここでは、神奈川で注文住宅を建てる人が希望することの多い機能やデザインなどを紹介しています。
ZEHとは「ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス」の略称で、住まいの断熱性や省エネ性を向上させること、太陽光発電システムなどでエネルギーを創ることで、年間の消費エネルギー量の収支をゼロ以下にする住宅のことです。
創エネルギー量が一次エネルギーの消費量を上回れば、ランニングコストの削減になるだけでなく、余ったエネルギーを活用することもできます。住む人にも環境にも優しいZEHの住まいは、建てる際に仕様を導入しやすいよう、国から補助金を出して普及を促進しているのです。
近年、室内に溢れる温もり感やナチュラル感、柔らかな肌触りや高級感など、さまざまな理由から注目を集めている自然素材の家。一般的には、無垢材の風合いを感じる内装や、気品あふれる漆喰を使った家を指します。
自然素材の家の最大のメリットは、何といってもサラッとした肌触りです。無垢材や珪藻土、漆喰には調湿効果や清浄効果があり、ジメジメした季節でもスッキリとした室内を保てます。化学物質をほとんど使わないため、アレルギーやシックハウスのリスクを回避できる点も魅力です。
高気密・高断熱の家は、床や壁、天井などに高性能な断熱材や建築部材を使用し、断熱性や気密性を高めた住まいのことです。住まいを丸ごと高気密・高断熱の部材で包み込むため、すべての部屋の温度を一定に保てます。
また、外気の影響を受けにくいという性質を持っているので、少ないエネルギーで室内を快適な温度にできるでしょう。効率良く温度調節ができるため、吹き抜けや大開口など開放的な間取りを希望する人にもおすすめです。
古くから日本の住まいとして知られる平屋は、1階のみで2階のない住宅です。最近では、若い世代からシニア世代まで広く人気のあるデザインとなっています。共同スペースとプライベートスペースがワンフロアに収まっているので、家族を身近に感じられるだけでなく、家事も楽になるでしょう。
段差が少なく、赤ちゃんからお年寄りまで安心して暮らせるのも嬉しいポイントです。誰でも快適に暮らせるだけでなく、幅広いデザインも楽しめます。
耐震住宅とは、その名の通り地震に負けない高い耐震性を有した住まいのことです。住まいの形がコの字やL字型にしてしまうと、地震の際に接合部分が損壊しやすくなります。そのため、耐震住宅では、箱型でできるだけ凹凸の少ないシンプルな形状にしているのが特徴です。
また、建物の重心を低くしたり屋根を軽くしたりするなど、大きな地震や台風にも負けない住まいを実現しています。ただし、地震に強い家を持続するには、定期的なメンテナンスも重要です。
ガレージハウスは、車庫と居住スペースが一体化した住まいです。その中でもさまざまなデザインが用意されており、広いスペースに車庫と居住スペースが一緒になっているパターンや、間仕切り壁を設けて車庫と居住スペースを分離するパターンなどがあります。
家の内部に車庫があることで、雨風によるダメージから大切な車を守れますし、駐車場を借りなくていいため維持費を抑えることが可能です。洗車やメンテナンスに必要な道具を収納する場所にもなるため、趣味性の高い住まいになるでしょう。
「自然と調和した生活を送る」といった考えを持つサーファーの住まいをベースに、室内と屋外を繋ぐスペースを設けているのが特徴的なサーファーズハウス。木材をふんだんに使用したナチュラルなデザインで、カバードポーチを設けているのがポイントです。
全体的に落ち着きがあり開放的な雰囲気となるため、ゆったりとした時間を過ごしたい人にも向いています。また、室内は白を基調としているので、インテリアによって表情がガラリと変わるでしょう。